初の1人観劇 メリー・ポピンズ

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人生初の1人観劇の話。

ミュージカル「ウェイトレス」や劇団四季の「アナと雪の女王」を観て生の舞台のパワーに圧倒されて以来、2022年はもっとたくさん生の舞台作品に触れてみたいなと思った2021年。

これまでも学校行事などで舞台を観に行く機会はあったし、映画が好きなのでミュージカル作品にも触れていたけれど、1人で観劇する勇気がなかなか出ず。映画に比べると自分の中でハードルが高めだったんだろうな〜と思います。(学生時代は金欠だったのもあるだろうけど…)

そんな1人観劇デビューの野望を企てていたところにちょうどメリー・ポピンズの公演情報が。好きな文章書いてる方もおすすめされていて、これなら内容も知ってるし初心者でも楽しめそう!と2018年も出演されていた濱田さんのメリーと大貫さんのバート回のチケットを速攻確保。メリー・ポピンズの映画版を久々に観て、オペラグラスも購入し準備万端で挑みました。

いや〜〜楽しかった!メリー・ポピンズの話自体が元気になる作品でミュージカルとの相性がいいね。観るまではどんな感じで表現されるんだろうと思ってましたが、舞台装置や演出も凝っていて夢と現実の程よいバランスを兼ね備えた世界観をしっかり表現できていてすごかった。目を奪われるような演出は生で観るからこその感動だな〜と思います。アクロバティックな動きやテンポの速いダンスシーンも華麗にこなすキャストの方々にも毎シーン驚かされっぱなしで。

濱田さんは頭からつま先までまさにPractically Perfectなメリー・ポピンズでメロメロになった。ピシッと背筋が伸びていて、厳しいんだけど所々に優しさが見え隠れするのがいい!オペラグラス買ったおかげで細かな表情まで見れてよかった〜〜

大貫さんはびっくりするくらい楽しそうに踊る、難易度の高そうな動きさえ軽やかにこなしてるように見えるバートで、ジャンプ力が本当にすごいし体幹どうなってるんだ。

あと、観終わってから気づきましたがバードウーマンの島田さんはミス・アンドリューと2役だったんですね、すごい…(リターンズの日本語版の曲も聴いてみたらメリル・ストリープの吹き替えが島田さんだったのでさらにびっくり…!)

スパカリ〜とか小さい頃から聴き慣れていた曲もあるけれど、その他もいい曲が多い!Practically Perfectとかお気に入りになってよく英語版聴いてる。何もかもパーフェクト、まさにこの舞台のことだと思います。

初めての1人観劇、どきどきしたけどもっと色々な作品を(お金と時間の許す限り)生で観たくなったな。メリー・ポピンズも言ってたけれど、「その気になればどんなことだって起きる(なんだってできる)」んだなと思います。

メリー・ポピンズ リターンズ」も吹き替えで観直したいし、映画版のメリポピ誕生秘話とのことで「ウォルト・ディズニーの約束」も観たいな。

人生初の1人観劇は、まさにJolly Holidayでした。